なんて人?なんて怪我?!なんて日だ!!今だから言える・・
先日半年間に渡り通っていた娘の病院の治療が終了した。
この怪我は我が子が学校で人にぶつかられ一生傷は残ると宣告された時の話。
この日はすごい一日で、「こんな日があるんだ・・」と言うのを身を持って感じた日です。
少々長いので前編と後編に分けます。
これは昨年の夏のお話。いつもは自宅か自宅付近の仕事場が生活圏内の私。
そんな中とある物を人に譲りたくて、引き取りたいと言ってくれるひとが現れ、指定された日時に車を運転して運んでいた時だった。
とある物とは療法で使用するセラピーボックス(1m四方の木箱)ですが、結構大きくて配送は断られたので、自宅から25キロほど離れた相手の自宅に私が車で届ける事になりました。
(普段売買等したことなくこの日が最初で最後)
この日までに相手の年配女性と連絡を取り、相手の方から
「この日でランチに間に合うように来て!」
と言われました。
私は了承して前日に主人と車の中に木箱を積み準備をした。
そしてその日を迎え、下の子2人を車に乗せて荷物を乗せて車を走らせた所、すぐに携帯の着信がなった。
荷物を届ける相手先の方からで、
「今どこ?何時につく?」
と言う電話・・。
「今出たところですが、1時間ほどでつきます」
とお答えしました。
相手は「分かりました。」と。
その方は年配の女性でお会いしたことはありませんが、私の知り合いの病院の先生からの紹介なので変な人ではないはず・・と思っていました。
それが、数十分後もまた着信があり、
「いまどこ?今日遅い時間になってもいい?」
というような電話がありました。
(どういう意味かな?まさか違う日がいいとか?)
「もう半分まで来ていてあと20分くらいでつきます。」
とお伝えしたら、
「今、講習受けに来てて」
と・・
「え?」「どうしてですか?」「今向かってるのですが・・」
(はぁ?どうゆう事?あなたの希望で今日のこの時間に今向かってるのに・・しかももうすぐ着くのに・・)
「今向かってるのでこちらも困ります」
と怒りを抑えながら「もうすぐ着くので帰ってきていただけますか?」と取り合えず説得した。
「わかった。帰ります。間に合うかわからないけど」
そこから、また5分後また携帯が鳴り、(またか!)と思いしばらく無視していました。
運転中だし。
あまりにもなるのでふと目をやると娘の小学校からの着信。
(え?どうゆう事?)
とちょっとドキドキしながら電話に出た。
「娘さんが友達にぶつかられて眉上を怪我しました!」と言う連絡でした。
「えーーー!どんな状態ですか?!」
と聞いたら、壁の角でぶつけて出血。パックリ切れてる。と・・
「今すぐ来れますか?」
と言われて今日に限ってすぐに行けない場所・・
(ええええ!!どうしよう。どうしよう。あと5キロだし、ついさっき行くって言ってしまったし、でも、すぐにでも駆けつけたい!とにかく相手に電話して確認してみよう!)
(どの道、この時点で娘の小学校までは20キロですぐには難しいし)
と思い、学校からの電話を一旦切って、相手の方に電話連絡するものの、
相手の携帯の電源切れてる・・
(なんで?もしかして地下鉄でも乗ってるのかな?)
と思い、とにかく勝手に切り上げて帰っていいものか?
究極の選択を迫られていた。
どうしよう~とパニック。
(いや、落ち着こう。とにかく娘の状態次第で判断しよう)
とにかく今の子供の状態を聞いたところ、意識はある。命に関わる状態ではなさそう。今は落ち着いている。
と言うことを聞いてこちらの事情もはなし、どちらにしてもすぐには駆けつけられない場所にいると言う事を伝え先に先生と病院に向かって貰う事になった。
でも、「傷を縫うのは出来ればしたくないです。」と先生に伝えて病院に行ってもらいました。
その後私は何回も相手に電話するものの、全く携帯が繋がらない・・しかもあと、5キロ・・
とにかく向かうしかない。
(今折り返してもここはUターン出来ないのでだいぶ進む事に・・)
サッサッと届けて病院に向かおう!と思い運転再開。
でもこの判断で良かったのか、自信が持てず不安だった。
相手への不信感もあり、自分が事故でも起こしそうな精神状態で運転していたので、主人に電話しました。
この経緯を全て話して、怪我した娘の所にすぐに向かえない、この自分の選択肢でいいかと言う確認、イライラモヤモヤな気持ちも含め話しました。
主人も同じ意見で子供の気持ち的には心配だけど、
「意識があって緊急を要するわけではなさそうやから、そこまで来てるなら荷物運んでしまった方がいいよ」
と背中を押して貰い落ち着いて運転できました。
ナビに入れていた住所につき、相手の方に電話したがまだ電源が入っていない・・
「さすがに地下鉄長すぎる・・やな予感」
(まさか帰ってきてないとか・・)
でもとにかく私は早く娘の元に飛んでいきたい!とかなり焦っていました。
電話を何回かけても通じない。マンションたくさんあるけど、何階で何号室!?全部探すよりいい方法ないか・・・
あっ、!と思いつきこの相手を紹介してくれた方に電話してみました。
だけど、これもまた何回鳴らしても出ない・・
(早く・・子供の所に行かないと!)
もうここに放置して帰ろか?
とか一瞬思いましたが・・なにかいい方法・・いい方法・・
「そういえば、講習受けてるって・・でも電話番号わからない・・いや、ネットに載ってるかも」
(とあるセラピー講習で、私も参加した事あり)
と検索してイチかバチか電話したら・・
「いらしてますよ」
だって・・
(あーりーえーなーい!!!!!!)
(なんて人!どうゆう人?!どうゆうこと?)
保留の間、第一声なんて言おうか!?ずっと考えてた・・
帰りますって行ったよね?
この日にランチに間に合うように来てって言ったよね?
予定より早く着いたよね?
怒ってもいいよね?いや、ここは気持ちをおさえて大人の対応を・・とかぐるぐる・・それにしても、保留長いな。
焦る気持ちと怒りでどうにかなってしまいそう!と思いながら待っていました。
すると「ハイ。」
(電話出てくれて良かった・・っておるんかーーーい!)
「あのっ!!、もう言われた住所付近に着いてるんですけど、どうしたらいいんですか?!」
「あ~今講習中で。」
とだるい感じで答えてきた。
(なんだ?こいつ?信じられない・・でも怒らせて電話切られても困るし、とにかく落ち着け自分)
(とにかくマンションさえ解かれば管理人にでもお願いできるし!)
「分かりました。どのマンションですか?たくさんあってわからないので」
そこからも気怠い感じで電話で案内を受けた。
ナビでは付近までしか案内がなく、結局300m程離れた場所・・
なんとか聞き出せて、
「取り合えず管理人に預けておきますね」
といった。
「あ~はい。」と。
私の心の叫びは・・
(なんだ?!こいつ!!人か?こんな人間いるの?病気?二度と関わりたくない!!)
汚言失礼・・
とにかく!早く娘の元へ!
そこからとにかく事故を起こさないよう病院に向かおう!
と運転再開。
そこでも頭の中はさっきの出来事でいっぱい!
とにかく、あの相手女性は携帯の電源をわざと切っていたことは間違いないな。
とか考えたら運転中もイライラと娘の心配でハラハラの連続。
するとまた学校から着信・・
「お母さん。今病院に着きましたが、先生がこの傷は縫った方がいいと言いますが、どうしましょう?」
と
「あと20分程待っていただく事は可能な状態ですか?」
と聞いてみたところ「大丈夫です。」とのことで急いで病院に向かった。
そういえばずっとトイレ行きたかったけど、その時間ももったいないので我慢して娘の元へ急いだ。
病院につき駆けつけた時は落ち着いた娘の様子にほっとした。
そこで、ガーゼで手当されている眉上の怪我を見せてもらい落胆した。
続く
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