久々にブログを書く気になった。
ここ最近、ひさしぶりに激しく凹んでいたからだ。
胸が痛くなるほど凹んでいた。
そして、そこからどんどん派生して自暴自棄に陥ってしまっていた。
とある人物ともめたことがきっかけだった。
その知人に言われた言葉がきっかけで負のスパイラルに陥った。
それは今まで自分が気を付けていたことでもあり、それによって自分の人格が否定されたような気持ちになってしまったからだ。
一瞬私がマイナスに受け取りすぎているのかな？と思い、それを主人に伝えて見たところ、そういう意味で言ってきたのだと思う。
と私と同じ認識だった。
そこから、最初は怒りに満ちた。
久しぶりに物に当たった。
そのため足を負傷した。まだ、ズキズキ痛む・・
そこからやけになり、お酒をがぶ飲み・・
怒りと悲しさが交互に入り混じって大変だった。
だけど、主人は出張でその場に居なかった。
その後、異様な寂しさに襲われた。
だけど、子供の存在に凄く救われた。
私の感情に子供なりに何か感じているのか、３歳の息子は眠い目をこすりながら私の頭をなでなでしていた。
またその行動が余計に愛おしくさせ、余計に切なくなった。
このまま眠れば明日には気分もましになっているかな・・
（いつもそうだし・・）
と思い、そのまま飲んだくれて就寝した。
翌朝、一瞬は忘れていたものの、思い出すたびに心臓がえぐられるような辛さが襲ってきた。
何年ぶりの感情だろう・・
久しぶりにここまで凹んだな。
何もやる気が起きない。何も考えたくないのに頭に浮かんでくる。
そこで、昔情緒不安定になった時によく読んでいた本を引っ張り出してきて読んだりしてみた。
それを読んでいる瞬間は少し気持ちが楽になったりしたが、段々読むのさえもしんどくなってきて、無気力に。
だが夏休みに入っているため当然子供達もいる。
しっとりへこんでなどはいられない状況だ。
そして、外はうだるような暑さ。
外に出る気分にもなれず、お風呂場でボールプールをした。
浴槽の横に冷たいプールと浴槽にお湯を張って子供達を遊ばせた。
外でプールをして遊ぶよりはお風呂場の方が安心。
私が付き添わなくても大丈夫だから。
そこで遊ばせてあげることしか出来ない程弱っていた。
もう何もしたくない。
PCに向かう元気もない。
TVでコロナのニュースも見たくない。
でも何もしないのもしんどい。
という訳の分からない感情の繰り返し。
ただただ、子供達の無邪気な姿にだけ救われていた。
もちろん、お昼ご飯を作る元気さえもない。
すると、小３と年長の娘が
「私が作る～！」
と張り切って目玉焼きや玉子焼きなどを作ってくれた。
（ダメな母親・・だけどこうやって子供達の成長につながっているかも・・）
と自分のダメダメぶりを正当化するべく、自分に言い聞かせて子供達に甘える事にした。
そこからは少し忙しい日々。
と言っても泊りで海辺のアウトドアに。
正直週末の夕方に、来客の予定がありバタバタするので行きたくない気持ちと、行きたい気持ちと、半々だった。
でも主人は行く気満々。
（流れに身を任せよう。気持ちが紛れるかもしれないし。）
私は傷心中に海に行くのが大好き。
何故なら、波の音が癒してくれるから・・
だけど、今回は子供が寝付かなかったため、それは叶わなかった。
でも、少し気分は紛れた。
こんな絶景な場所に行って癒されない訳がない。
帰宅してからは来客の準備に追われ、死にそうな位のしんどさを味わった。
流石に主人もへばっていた。
そして、翌日は穏やかな平日。（夏休みで子供はいるが・・）
前日のハードさに心身共に疲れはてていた。
そして、私の心の傷はどんどん違う方に派生していった。
私はダメだな・・
もしかして今までみんな私の事そういう風に思っていたのだろうか・・
そういえば違う友人にも酷い事を言ってしまっていたのだろうか・・
どうすればいいの・・
こう書き出して見ると、考えすぎな事は分かるがその時は過去の事まで持ち出して全部自分がわるかったのか？
というような所まで落ちていった。
海に行けば、家族同士でBBQに来ている人たちを見て羨ましく感じた。
こんなにコロナの感染者が増加していても、大勢でBBQができる人たちって信頼関係があるのかなって。
私は心配性な性格だから、とても誘えない。
まだコロナがましな頃に、毎年一緒に海に行く友人にも今年はコロナを理由に断られた。
誘って断られたという事で、少し心も折れている。
そんな些細な事からも心が寂しく感じてしまう。
傷心中は些細な事でも、マイナスに捉えてしまう。
他人の楽しそうなSNSでさえも傷心の心には凶器だ。
だけど、ひょんなことからその心が少し癒されて、気が楽になった。
それが義理姉の存在だ。
お盆の準備で主人の実家に集まる段取りをしていた私。
義理母に、お寿司やピザの手配を頼まれていた。
正直、何もやる気が起きない今の現状では面倒くさく感じていたが、やるしかない。
コロナで世間が大変な時だから、誰かの体調が悪ければすぐに中止しようと言うことになっていた。
そして、主人の兄の家族の体調などを確認する為に義理姉に連絡をした。
義理姉は物腰柔らかな感じだがマシンガントークな所もある人。
そこで電話して体調などの確認をしていた。
そこから色々な話になり、私は夏バテで何もやる気が起きなくて・・
なんて会話をしていたら、義理姉も
「私なんていつもやるきないよ～大丈夫。大丈夫。なんとかなるから。」
と言った。
そこで、すこし心がほだされた私は
「人間関係で色々あって余計にしんどくて。」
と言ってみた。すると、
「分かる～私も一緒（笑）それに旦那がいるから更に疲れる(笑)」
と。
そこから私は詳細までは話さなかったが、その出来事からどんどん深みにハマって余計しんどくなっている現状などの話をした。
まさに義理姉もそうで、状況が本当に似ていた。
そして、人間関係に悩んでも、わざわざ詳細を友人に話して聞いてもらうのもしんどいという話になり盛り上がった。
その悩みを人に話してアドバイスしてもらって悩みを解決できる場合もあるが今回はそんな悩みではない。
アドバイスされても余計しんどいし、正直悩みを聞いてひたすら共感してくれるだけでもいい。
でも、相談する相手の状況によってもそれが出来ないかも知れないし。となるとわざわざ人に相談する事の方がしんどい。
という話もお互い共感しまくっていた。
そして、こんな話もした。
私が突然、”虚無感に陥る”という話にも義理姉は共感してくれた。
「結果、何もやる気がなくなるのよね」と。
そして、こうも言っていた。
「何年後かに振り返った時、あの時頑張りすぎていたなって分かるよ。」
と。
体調確認だけの電話だったのに、こんなに話が弾むとは・・(笑)
そして、こんなに自分の状況を理解してくれるとは。
結局２時間程お互いにマシンガントークをした。
翌日は主人の実家で会うのに・・(笑)
その電話のあとから物凄く気分が軽くなった。
人間関係で悩んでいたのに、気持ちが救われるのは人の存在なんだなと。
その時、コロナで人と会話する事も減っているからか義理姉もスッキリしたと言っていた。
コロナ禍になってから本当に人との関わりが減った。
用もないのに、「元気～？」とかって連絡したとしても、遊ぼう～ともならない。
もちろん、ランチもリスクが高い。
知人にコロナが出た事で、余計に怖い。
だけど、大人数でBBQをしている人たちを見ると羨ましく思う。
でも、人間関係に疲れて、人と関わりたくない自分もいる。
なんてわがままな感情なんだ・・
もう誰とも関わらなければこんなに悩む事もないのにという感情と、楽しそうだなあと思う感情もある。
そして、自分だけがこんなに悩んでいるのだろうか？
という感情にもなる。
もう、誰も知らない土地に行って一からやり直したい。
とも思うし、もしかして”うつ”なのかな・・とも思ってしまう。
少なくとも、コロナがなければここまで寂しい感情になることはなかったかも知れない。
コロナウツかも知れない・・
という感情と戦っていた。
そんな中、こんな本をTVで紹介していた。
いいタイトル(笑)
やめてみるとは、やってみようと言うよりも、なんてハードルが低く自分に優しい言葉に感じるんだろう。
これを書いた人もそれなりに苦しんでやめてみたら本当に必要な事が見えてきた。
と言うもの。
それに、自分だけがこんなに孤独を感じている訳ではない。
これを書いた人もそうだし、みんな楽しそうに見えても心の中では寂しさを感じている人も多いと思う。
３０万部も売れているそうで、それだけ共感を得ているのだと思う。
「もっとやめてみた」
「さらにやめてみた」
と言う続編も発行されている。
本当に今回長い暗いトンネルを歩いているような感覚だったが、
自分は他人にどう思われているのだろうか？
とか、
悪いのは全部自分かも知れない。もうこんな自分が嫌だ。
とか、
自分は一人ぼっちなのではないか。自分の感情を全部理解してくれる人なんていない。
とか、
いつまでも”うじうじ”してて、情けない
だとか。
でも、日にちがたつに連れてその心は徐々に癒されてきているのが分かる。
今、思い出してもあの時ほどは凹まない。
だいぶ心は回復したといえる。
（まだ完全ではないし、解決もしていないけど。）
だから、もしまた凹んでもいつまでも、うじうじしていいんだと思った。
（時間の長さが必要だから）
無気力になって、ごはんや育児を手抜きしてもいいんだと思った。
（子供は子供なりに考えて感じて動いてくれる）
私は強そうに見られるから、そうふるまっていたけど、弱くて繊細なんだって事を認めたらいいんだ。
（誰も他人の事をそんなに気にしてない）
今回だいぶ長いこと”うじうじ”したけど、無邪気な子供の存在に救われたし、義理姉にも救われた。
そして毎日もがきながら、自分に必要な言葉との出会いを模索して、月日が傷を癒してくれた。
そして、やめてみるということ。
今後もこのコロナ禍が続くなら、やめてみる。ということは沢山あるのかもしれないなと思った。
これからじっくり「やめてみる」事を探していこうと思う。
長文でしたがお読み頂いて有難うございました。
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