日本人特有の自分だけ違うと不安になる心理

こんにちは。下半期絶不調な日が多いNoamoaです。

最近大きく気持ちが凹む事があってから、何かと気持ちがデリケートになっています。

ちょっとしたことで、とても傷つきやすく周りの人から悪口を言われているような錯覚さえ起きてしまっています。

動悸がして突然泣きたいくらいの感情に襲われたり・・

確実に自律神経は失調している予感。

そのきっかけになったのが、ある決断をして不安定な気持になってしまったから。

どうゆうことかと言うと・・

例えばこんな話があったとします。

あなたは今子連れでクルーズ船のパーティーに参加する為に乗っているとします。

そこで、タイタニック号の様に岩にぶつかり船底が負傷してしまいました。

ただ、小さい岩だったので衝撃はそこまで大きくありませんでした。

が・・

このままにしておけばもしかすると取り返しのつかない事になるかも知れないし、実際は何事もなく無事に岸につくかもしれません。

周りの乗客は「この船は大丈夫だろう」と思い、みんなパーティーに参加する様子です。

でも、もしかしたら沈むかも知れない。とあなたは思っています。

今なら船を降りる事が可能な状態です。

でも誰も降りようとはしていません。

船長は船底の処置はするので、パーティーを開催する！と言います。

みんなは船長が言うなら大丈夫だろうと思い参加しようと思っています。

ここで、あなたは思います。

「もし沈んだらどうするの？私が心配し過ぎ？私が大袈裟なだけ？」

もし、未来が見えて最悪な結末が見えているならもちろん参加はしないでしょう。

この時点で船を降りようとしているのは自分たち親子だけ。

さて、あなたは決断出来ますか？

まさに私はこのような状態になってしまっています。

この時に働く心理はこうです。

親子とも、この日を楽しみにしていた。（子供への罪悪感）

もし、船を降りたら周りから”大袈裟ね”と噂されるかも知れない。

今後この人たちの中に居場所がなくなってしまうかも知れない。

でも、もし船が沈んだら逃げ遅れて取り返しのつかない事になるかも知れない。

パーティーは命さえあれば、また参加することはできるのだから・・

こう言った思考がグルグル、脳裏をよぎります。

私の考えは間違ってるんだろうか・・

こんなに大勢が大丈夫だと思ってたら大丈夫かも知れない。

これでよかったのだろうか。

と。

これは日本人特有の思考です。

日本人は、自分だけが違う意見を発信して目立つことや、注目される事を苦手とする傾向にあります。

自分が人と違った行動や思考を持つことに不安を感じてしまいます。

こんな考えを持つ自分がおかしいのだろうか・・

私が変なのかな・・

と考えがちです。

でももし、この船が結果的に沈み、あの時不安ながらも船を降りた自分達親子だけが、助かったとしたらどうですか？

「私の考えは間違っていなかった」

と、ここで初めて自分に自信が持てることでしょう。

でも、未来の事は誰にも分かりません。

預言者だって外すことはあるし、今の選択次第で未来だって結果は変わるのですから。

仮に、船は沈まず無事だったとしても、生きてさえいれば違うパーティーに参加したり、もっと楽しい事も出来る可能性だってあります。

もし、船が沈んで何人かは助かってもその中に自分達がいる可能性も低いでしょう。

重大な後遺症が残る場合やPTSDになって心の傷を負うかも知れません。

ここで一番言いたいのは、子供や自分、家族の生死・未来は親であるあなたの判断にかかっています。

子供の・・そして自分の命や、家族の未来を左右するのは今のあなたの判断、決断にかかっているという事です。

私自信本当に今、このような心理状態です。

でも、船が岩にぶつかっていなかったら、パーティーには参加していたでしょう。

ですが、既に船底には何らかの処置が必要な状態です。

危険な可能性があると分かっていて、処置をするからとはいえパーティーに参加することは自ら危険なな中に足を踏み入れる事になります。

でもそこで自分1人だけが声をあげるのはとても勇気が要ります。

みんなが大丈夫って言っているから大丈夫かも。

と言う思考になってしまいます。

でも、もし沈んだ時みんなで死ぬから良かったと思えるでしょうか。

そこで、私はこんな事を思い出しました。

昨年台風や豪雨で川が氾濫し、車に乗っていた家族が流され、残念な結果で発見されました。

祖父母宅に向かう途中の出来事だったようですが、氾濫の真っ最中に家を出て車で向かった先の出来事だったとTVで言っていました。

ここで思ったのはこの時の親の判断一つで、未来ある子供の命まで失ってしまったことです。

結果的に祖父母は無事でした。

（家にいたため）

まさに、溺れている人を助けに行って自分だけが助からなかった状態です。

自分が犠牲になるのは自分で判断したから覚悟の上だったかも知れませんが、子供は親に従うしかありません。

もし、最悪の事態を想定して判断していたなら、助かった命があったかも知れません。

それを思うとすごく悔やまれます。

まさか、自分達は大丈夫だろう。

TVは大袈裟だ

みんなやってるし大丈夫。

なんて思っていたかも知れません。

川が氾濫する可能性は数％だったかも知れませんが、その数％に自分達が当たらない可能性はゼロではありません。

だから、このコロナ禍においても同じことが言えます。

みんながしてるから大丈夫。

誘いを断りにくいからコロナのリスクが高い場所でも行く。

というのは日本人特有の思考です。

ですが、大切な人の命にかかわるかも知れない決断の時には、周りがどう思うかなんて忘れましょう。

もしかすると、命を失うかも知れない事が予想できる事態の時には、最悪の事態を想定して判断するのが懸命だと思います。

大袈裟だなんて思われるかもしれませんが、それでいい。

自分の判断一つで誰かの命を失う事にならないのであれば・・

これから、冬がやってきます。

他の感染症とコロナのW感染も可能性はゼロではありません。

ここで必要なのは親である自分の判断。

例えその判断をしたのが、自分1人だったとしても、自分を守るため、家族を守るため貫きとうしましょう。

他人にどう思われようと自分の判断を信じよう。

これは、今の自分に向けても言っている言葉です。

大勢とは違う判断をしたことで、少し

これでよかったのだろうか・・

と思うところもありますが、子供を巻き込む事は出来ない。

と自分に言い聞かせています。

あなたももし、この先このような決断に迫られたときに思い出して欲しいです。

生きてさえいればまた笑える日が来ます。

私はこのコロナ禍になって、終息が見えないことから、断捨離を考えています。

（物を捨てると言う意味ではありません）

コロナで見えてきた本質。

きれいさっぱり断捨離してみようかなと思っています。

何事も始まりは簡単ですが、終わりはつらいもの。

でも、終わりがなければ、新たな始まりもないのだから。

お読み頂いてありがとうございました。

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