義両親との外食 他ブログを読んで痛感したこと

先日義両親宅での食事が・・と言う記事を書いた。

結構色々な方が読まれていたようで、世間では義両親との関係というのは関心が高いんだなぁと感じていた。

そこから、私も色々な方のブログを見る機会になった。

特に同居している方のブログに関しては、私がこれまで味わってきた辛さと同じような出来事が書かれてあり、驚いた。

「え？自分の事？」

と思ったほど。

それも、どれを読んでもブログには義両親から言われて辛かった言動はほぼ同じ。

（私も含めて・・）

きっと、その義両親達も同じ世代だと思うから、今までの日本の子育て事情がとてもよくわかる。

そんな中先日、子供の習い事のお披露目会があった。

今回はコロナ対策のため、呼べる家族の人数制限があった。

初めは、義母だけが行くことになっていた。

だけど、前日になって、義父も行く事になった。

「やっぱり孫の一大イベントだからね！もうすぐ死ぬかもしれないからしっかり見ておくわ」

と言ってきてくれることになった。

本当に大切に思ってくれて感謝している。

義父（70代半ば）は、頭がよく英語も話せたしパソコンも扱える。

トークも軽快で話上手だ。

エンターテイナーになってもいけるのではないか？というほど饒舌だ。

それが、脳の病気をしてから歳を増すごとに認知症のような症状が出始めている。

昔は大げさな所があり、小さい話も義理父にかかれば物凄い大げさな話になる。

その為、最近とぼけたような事を言うのが、嘘か本当か分からない。

だが、お風呂の沸かし方を忘れたり、パソコンができなくなってきたり・・

っていうのを聞くともしかして本当に、認知症は進んでいるのかもしれないなぁとは思っている。

昔は義父とは大げんかになったことがあるが、今となってはとてもいい関係だ。

いつも孫を大切にしてくれて感謝している。

今日はそんな孫の一大イベントが終わり、わが家はその後回転ずしに行く予定をしていた。

そこに、義両親も一緒に行くことになった。

義両親は”食”にとてもこだわりがある。

一緒に外食すると、食レポのような雰囲気になり、それだけならいいが、大抵

「美味しくない」だの、「生臭い」

だの文句ばかり言うので敬遠していた時期もあった。

そして、回転ずしは、いつも大変だ。

お寿司が回っている側に義父が座ると大変な事になる。

何でもかんでも自分は食べない寿司皿まで取って、全部義母と私達に食べさせる。

座って１分でテーブルはお皿でいっぱいになる。

しかも、自分の好みのお寿司を食べる事ができなくなる。

わたし用にも次々と寿司皿を取ってくる。

そして、自分が二貫のうち、一貫を義父が食べて、自分の舐めたお箸で私の所や孫の所に入れてくる。

だから、回転ずしに行くときは義母がお皿側に座るようにしていた。

それもタイミングを見ながらでないと、怒り出す場合もあるので難しい。

だが最近はそんなこともなくなったので、楽しみにして回転ずしに向かった。

いつもはぎゅうぎゅうにみんなで一つのテーブルに座るが、

（わが家は子供３人のため）

今回はコロナもあってか、店側の気遣いもあり、テーブルを分けて座ることになった。

私のテーブルには義母と息子（３歳）と娘が座った。

だけど、あっちのテーブルでは義父が回転皿の方に座っている（笑）

だけど、主人がいるし大丈夫だろうと思った。

それに、最近義父は食事中に、痰を「ガー！！」とする癖がある。

正直、それを聞きながらの食事は美味しくはない。

今回は、同じテーブルではなかったから良かった。

そして、楽しくお寿司を食べていた。

義母にどれを食べたいか聞いて、私が全部注文したり取ったりと楽しく食べていた。

すると、義母が急に咳き込み出した。

何か詰まったのだろう・・

初めは、手をあててないので気になった。

（コロナの事もあるし・・）

そこで義母も途中からハンカチで口をあててくれた。

そして、ふと義理母の方に目をやると、見つけてしまった。

顎から３～５㎝位の長い毛が生えているのを・・

（あら～・・だいぶ長い・・毎日マスクだから余計にわからなかったのかな・・）

（これは指摘した方がいいものか・・でも、義母に恥を欠かせる事にはならないだろうか・・）

とか、色々考えたが、今は人と会う時にはマスクだから、他人には見られることはないだろうと指摘しなかった。

そして、息子が、揚げ物が乗ったお寿司を食べようとした時のこと。

「それ熱そうだね～かしてごらん」

と言ってお皿を取った。

その時私の心の声は、

（フーフーするのか？フーフーするよね・・虫歯菌移らないだろうか・・でも、これぐらいはいいか・・）

と思いながら見ていた。

すると、お皿を口元に持っていき、フーフーする直前で咳き込み出した。

しかも直前だから、フーフーは未達成で、咳だけを2回その揚げ物にふりかけてこちらに渡してきた。

（ゲッ・・どうしよう・・取り替えたい。と言うか責任もって食べてくれよ～(;^ω^)）

と思ったが、どうすることもできない。

息子も食べたがっているし、お義母さんに「食べて下さい」とも言えず・・

私が食べたら息子は泣きじゃくるだろう・・

もう一度注文するにも時間がかかる。

そのまま息子が食することになった。

（血は繋がってるわけだし・・）

それさえなければ、最高に楽しい食事だった。

これが昔だったら、もっと凹んでいただろう。

（昔は全くデリカシーがなかった）

でも最近はすごく私に気を使ってくれるようになった。

その気持ちが見えるから、あまり私も義母を傷つけたくはない。

次は、最初から私がフーフーするようにしよう。

息子が義母の隣りの席になった時から、嫌な予感はあった。

なぜなら昔、孫の世話の焼き方で、散々つらい目にあったから・・

そのことも今後、また書いていこうかな？

お読み頂いてありがとうございました。

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